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雑踏警備

 

雑踏警備の目的は、雑踏により発生する事故や混乱の防止である。群集事故は、一度に多数の死者を出した事例もあり、その防止には注意が払われている。

特定または不特定多数の人員が集まる、展覧会や祭り、屋外イベント、スポーツイベント等が開催されている場所やその近隣での人員整理や誘導、案内を行い、歩行者の歩行路の確保や、過密状態の回避や緩和、不審物の発見、緊急時の対応等を行う。事故や人員の滞留を防ぐために、事前の広報活動を含め、注意箇所への照明や案内板の設置、避難路の確保も行われる。

雑踏警備の意義

  • 祭礼・興行・競技その他催物に際して、一定の限られた場所に不特定多数の人や車が集中し、混雑する場所の雑踏内の重要地点や地域に警備員を配置し、交通誘導(空き駐車場等への誘導)・入退場整理等を行って、事故の発生を警戒し、防止する。

  • 一般公衆を対象として警備を実施する場所の安全と秩序を維持する。

  • 不特定多数の公衆が安心して行動できるための警備体制の確立と公衆に対して無用の不快感を与えない。

 

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